2023年01月25日 19:23
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箱根小涌園「元湯 森の湯」では、寛政元年(1789年)創業の歴史ある酒蔵「井上酒造」協力のもと、純米酒「箱根山」の「酒粕」を使用した変わり風呂を、2月1日より開催する。

元湯 森の湯では、SDGsな変わり風呂を定期的に実施。SDGsの観点から食品ロスを少しでも減らし、市場に出回らないものを最後まで有効活用するとともに、地元の恵みを広く知ってもらうことを目指している。最近では「生おからのしっとり湯」「ヤマツ葉ショウガの湯」などを開催し、好評を博した。

「酒粕」には、原料である米や米麹、酵母由来の炭水化物やたんぱく質、ビタミンなどの栄養素が豊富に含まれており、食用や美容の面でも期待が出来る。しかし一方では、国内で年間1800tもの「酒粕」が産業廃棄物として捨てられている。井上酒造では「酒粕」を加工品業者に卸すなど、廃棄量を減らす工夫をしているものの、日本酒の需要も回復状況が見られることから増産態勢に入り、酒粕が供給過多となり余剰がさらに増加。そこで、元湯 森の湯でも再活用し、健康と美容の手助けと、資源の活用にわずかながら貢献する。

期待される湯の効能としては、天然保湿因子セラミドによる「保湿効果」や、シミやそばかすの原因となるメラニンの生成を抑えるコウジ酸やアルブチンなどによる「美肌効果」など。元湯 森の湯の泉質(ナトリウム-塩化物温泉)との相乗効果で体の芯から温まり、健康と美容にオススメな温泉となっている。