2023年01月24日 15:15
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行政・学校・病院による「糸魚川市における行政・学校・病院による頭痛啓発活動」が、糸魚川ジオパーク頭痛啓発キャンペーンと題して世界で初めて実施され、Headache誌に掲載された。

今回は、2つの方法で頭痛啓発を実施。まず、第1回新型コロナウイルスワクチン接種会場で頭痛に関する6つのトピックを記載したリーフレットを配布し、第3回接種会場でその知識の定着率を調査。また、糸魚川市内小中学校および高校において、頭痛に関する6つのトピックに関する内容を盛り込んだオンデマンドのeラーニング教材を配布。自宅で家族と一緒に取り組んでもらい、高校生と小中高校生保護者にその知識の定着率をオンラインで調査した。

その結果、頭痛のない一般の人も含めた6593人(糸魚川市生産年齢人口の32.3%)が参加。行政・学校・病院が協力することで、頭痛で困っている人だけでなく、頭痛のない一般の人々も含め、頭痛に関して正しい知識を啓発することに成功した。同様の啓発手法が今後世界中の別の地域や企業でも行われることが検討されつつあり、糸魚川市が頭痛啓発や疾患啓発のロールモデルとなる可能性がある。

片頭痛による社会的経済的損失は重大だが、頭痛は適切な治療でその生活への支障を最小限にすることが可能な疾患。本取り組みをきっかけに、頭痛に関する正しい知識が広まり、頭痛の治療が適切に行われることで充実した生活を送り、日本が経済的に豊かになっていくことが期待される。