2023年01月20日 15:14

REVISIOは、アップルオートネットワークに、のんさんを起用した新CMの制作から放送枠の提供まで、一気通貫での提供を行った。本CMはREVISIOが取得してきたCMデータをもとに、テレビCMの注視される要素を盛り込まれている。

同社では約8万6千本分のCMデータを分析した結果、CMには、目線を獲得する「アイキャッチ」と目線を維持する「アイホールド」の要素があることが分かった。さらにその要素を分解していくと、注視されるCMの特徴が分かる。今回のアップルの新CMでは、前述の「アイキャッチ」と「アイホールド」の注視要素をふんだんに取り入れて制作を実施。その一例として、会話による演出のほうが注視があがるという分析結果から、のんさんとパペットのネコちゃんとの会話シーンを取り入れた。

また、アップルのターゲットとする属性によりよく見られるCM枠の提供も行った。過去の年末年始番組のデータを分析・検証した結果、2022年12月30日放送のテレビ朝日系列「アメトーーク!SP」18~19時台が高注視率の再現性が高いCM枠ではないかと結論。アップルの出稿決定後には、REVISIOにてCM枠のバイイング、データ送稿、CM進行までワンストップで実施した。

放送後にアクチュアル検証した結果、番組内においてM2層に一番注視されたCMとなった。アップルのCMチャンスは19時11分40秒~。放送開始の18時から番組は右肩あがりに見られており、その時間に放送されたCMも、期待どおりの注視を得ることができた。