エニキャリは、配達員向けの表彰制度を1月より正式スタートする。

エニキャリは、時代の変化を捉えた新しい物流インフラ構築を目指している。短距離配達を効率化する配達管理システムをコアに「オンラインとリアル」「企業とヒト」「ヒトとヒト」をつなぐ、短距離・ラストワンマイルに特化した物流サービスを展開する企業だ。さまざまな業種・業態と連携した物流DXを通して、カーボンニュートラル実現の一員となるべく、CO2排出ゼロの自転車を中心とする持続可能な短距離物流網の構築を進めている。

同社は小売業など企業に向けて自転車を中心とする短距離物流サービスを提供する中で、配達の効率化や安心・安全、顧客企業のニーズ対応を重視している。これらの実現には、管理・教育や情報共有、チームワーク、ナレッジ共有、意識統一などが必要なため、配達員はアルバイトなどの直接雇用中心だ。配達員の働きぶりが、配達効率や導入企業・消費者の満足度に直結し、事業成長に欠かせないリソースとなる。そこで配達員のモチベーションアップや、配達員が目指す方向性の統一を目的として、配達員表彰制度の設計・設置にいたった。

同制度は、「プロセスなどを工夫して体現できている」や「メンバーに共有できるような仕組みを実行している」をベースとして、配達員拠点ごとに表彰基準・種類、賞金・賞品を設定し、配達員を表彰する。2022年9月よりトライアル運用を行っていたが、配達員のモチベーションアップと業績に対する貢献度が確実にある（時間あたり売上140％）と判断したため、今回の正式導入とした。

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