2023年01月19日 19:03

パナソニック ホールディングス(PHD)とパナソニック くらしアプライアンス社は、介護施設向け介護業務支援サービス「ライフレンズ」と連携可能な「排泄センサー」を開発、3月より「ライフレンズ」のオプションとして提供を開始する。
PHDが提供する「ライフレンズ」は、パナソニックグループのセンシング技術によって入居者の部屋での状態や生活リズムがリアルタイムで把握可能なほか、他社機器との連携を容易に実現するデータ統合プラットフォームを提供。入居者の状況に応じたケア対処を可能にしたり、夜間巡視の軽減など見守り業務を効率化する介護業務支援サービスだ。
介護施設における質の高いケアの提供には、入居者の排泄時刻や回数、量などの排泄記録や情報共有を通じた排泄パターンの把握が不可欠だが、非常にデリケートな事案でもあるため、入居者のQOLに大きな影響を与えるだけではなく、介護職員も心身に負担を感じるなど、介護施設における大きな課題になっている。今回開発した「排泄センサー」は、入居者のトイレの入退室時間や排泄状態を自動で検知してデータとして保存。さらに、「ライフレンズ」と連携させることで排泄情報の一元管理が可能となり、介護職員の業務負担軽減と、より質の高いケアの提供による入居者のQOL向上につながる。PHDとパナソニックは、卓越した技術とサービスで介護施設における業務の効率化を実現するとともに、より質の高いケアの提供をサポート。一人ひとりのウェルビーイングを実現していく。