2023年01月17日 12:42

マーストーケンソリューション(MTS)は、フォークリフトにUHF帯RFIDリーダライタを搭載し、庫内作業を効率化する「UHFフォーク」システムの販売を開始する。

MTSは、人、暮らし、産業、社会の動きを読み解くRFID技術やバーコードシステムに関するハードとソフトを顧客のビジネスの現場に合わせてソリューションとして提供する自動認識システムの総合メーカー。「UHFフォーク」は車載端末(専用パソコン)、UHF帯RFIDリーダライタ、アンテナ、取付治具にて構成。UHF帯ICタグの自動読み取りで荷物の番号とロケーションを紐づけ、フォークマンに負担をかけることなく効率的な管理を実現する。現場の負担を軽減するとともに、ロケーション管理の精度を向上させ、倉庫作業を省力化し、業界の深刻な人手不足解消に役立つ。

従来、ハンディターミナルを使った作業の場合、ピッキングの際に都度フォークリフトから降りる必要があった。また、ハンディターミナルの画面が小さいため操作性も低く、都度の充電や機器管理にも手間がかかる。導入後は、車載端末からのピッキング情報を確認し、フォークリフトから降りることなく作業を行えるようになり、パレットの取り違え防止効果もある。また、フォークリフトの実際の稼働状況などはリアルタイムな把握が難しく、効率よく指示することが困難だったが、UHFフォークシステムを導入することで、フォークリフトの稼働状況・入出庫情報をリアルタイムに把握することができ、管理者が出荷状況を把握しながら効率的な配送管理を行うことができる。

価格はオープン価格。

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