2023年01月11日 20:00

株式会社「トンカチ」は、鳥取の企業「モルタルマジック」とのコラボレーション商品「とっとりの小さならくだ」「とっとりの黒い犬」「とっとりの白い犬」を発売した。このコラボは、火山灰や牡蠣の貝殻などを活用した、地域の課題をアートに変えるプロジェクトで、鳥取県の何でも固める企業「モルタルマジック」との出会いからはじまった。
商品のひとつ「とっとりのらくだ」の子どもは、1966~76年「MENAGERI(見世物小屋)」シリーズの「Dromedary(ひとこぶラクダ)」がモデル。70年代のリサ・ラーソンを代表する傑作「KAMEL」を、モルタルマジックの砂を固める技術で作った「とっとりのらくだ」が登場して以来、どうしても作りたかったという。
桜島の火山灰を使った「とっとりの黒い犬」は、自然からの恵み・火山灰から誕生したスコッチテリア。こちらも、KENNEL(ケンネル)シリーズの「Skotte」が原型。人と自然の共生を意識したリサ・ラーソンが考えるサスティナブルな考えに基づく、ジャパンメイドの新しい傑作として登場した。さらに、広島の牡蠣の貝殻を使った「とっとりの白い犬」は、通常は廃棄されてしまう「広島の牡蠣の貝殻」をリユース。自然環境と人、そして未来にやさしい商品となっている。