2023年01月10日 15:34

神戸レザー協同組合は、この度フランス・パリで開催される世界最高峰のインテリア&デザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」に、3年ぶり2回目の出展をする。
KOBE LEATHER(R)︎とは、厳しい基準をクリアした但馬牛の原皮だけを指す。兵庫県でしか育つことが認められない但馬牛のうち、肉質など厳しい基準を満たした肉だけが「神戸ビーフ」として認定。「神戸ビーフ」とされた但馬牛の原皮だけを、神戸レザー協同組合が選別し「神戸レザー」と認定している。
神戸ビーフや神戸レザーとなる但馬牛のふるさと但馬地方では、食肉用の牛としてではなく、但馬「牛」として大切に育てる文化と歴史があった。但馬牛を大切に育てるという文化と歴史がKOBE LEATHER(R)︎ に品質の高さと機能性を与え、さらに革の「アップサイクル」というコンセプトで世界から注目されている。
2019年4月にイタリア・ミラノで開催された世界最大級の国際家具見本市「ミラノサローネ」の若手デザイナーの「サテリテ」部門では、「食のデザイン」というテーマで最優秀賞を受賞。神戸レザーが「神戸ビーフの副産物を価値の高いものに生まれ変わらせた」と評価された。
今年1月の「メゾン・エ・オブジェ」のテーマは、「Take care!(尊重、大切にする)」。このテーマはまさに神戸レザーが製品に込めている想いであり、その想いを今回の展示会で発信していきたいとしている。神戸レザーの新商品「BLOOM PICNIC」も出展予定。