2023年01月04日 15:42

ファッション雑誌販売部数トップシェア宝島社が発行する月刊誌「田舎暮らしの本」は1月4日発売の2月号で、「2023年版 第11回住みたい田舎ベストランキング」を発表した。これは、「日本で唯一」の田舎暮らしを紹介する月刊誌「田舎暮らしの本」が、2013年2月号より毎年実施しているランキングで、今回で11回目を迎える。
移住定住の促進に積極的な市町村を対象に、移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む279項目のアンケートを実施。671の自治体から得られた回答をもとに、田舎暮らしの魅力を数値化し、ランキング形式で紹介している。今年は、人口別に過去最多となる7グループに分けてランキング。世代によって移住者のニーズや施策が多岐にわたるため、全世代対象の「総合部門」のほか、全4部門を設置した。
それによると、「人口1万人未満のまち」では北海道沼田町が、「人口10万人以上20万人未満のまち」では愛媛県今治市が4部門すべてで1位を獲得し、4冠を達成。「人口2万人以上3万人未満のまち」では、大分県豊後高田市も全部門で1位を獲得し、11年連続ベスト3入りを達成した。
また、第17回「移住したい都道府県ランキング」も発表。読者アンケート(はがき、ネット回答)による1年間の集計結果を掲載している。1位は17回連続で長野県が獲得。埼玉県が9位と、初めてトップ10に入った。