2022年12月28日 09:03

阪急交通社は、冬の箕面を満喫するツアーを箕面市及び箕面市観光協会と共同で企画し、12月23日に販売を開始した。箕面市と阪急阪神ホールディングスは、4月に地域の活性化を目的とした包括連携協定を締結。これを受けて旅行事業の中核会社である阪急交通社が観光振興を実現するためにツアーを企画・商品化する。

箕面市は、豊かな自然環境を背景に「箕面へ大きな人の流れを生み出す」ために観光振興を推進しているが、「紅葉だけではない、四季を通じた箕面の魅力」の発信に力を入れている。今回の企画は、バレンタインにちなんだ貸し切り乗車の運行のほか、イルミネーションに彩られた広場や滝のライトアップなど、冬の箕面の新しい魅力を伝える内容となっている。

今回のツアーの大きなポイントは、阪急電車の貸切運行。内装をバレンタインのイメージに装飾し、大阪梅田駅から箕面駅まで特別に4両編成でノンストップ運行する。箕面駅に到着後は選択した4つのコースに分かれてツアーに参加するが、夕方には龍安寺前広場に参集し、イルミネーションで彩られたフォトスポットでの記念撮影や、コンサートを楽しめる。

魅力あふれる箕面を発見し、楽しんでもらう4つのコースは、「箕面を代表する人気の地ビール工場の見学」、「2023年度末に完成予定の北大阪急行が延伸工事を行っている駅の見学」、「「勝ち運の寺」として有名な勝尾寺の訪問」、「縁結びで人気の西江寺と大正15年建築の音羽山荘の訪問」となる。

4コース共通、出発日は2月11日。旅行代金は4980円から。

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