2022年12月27日 19:48

アート・メゾンGRATITUDEは、ステンドグラスが織りなす「こころを満たす喫茶展」by ひらのまりを開催する。今回は、ひらのまりさんが織りなす独自の世界観のステンドグラスアートに加えて、新たに「根来継ぎ」も発表する。会期は12月28日~2023年1月17日。大丸梅田店11F ART GALLERY UMEDAにて開催する。

和歌山の根来には「根来塗り」という朱と黒の漆を掛け合わせた伝統の技法がある。GRATITUDE代表でもある、ステンドグラスアーティストひらのまりさんが出自の地に伝わるその技術にたちまちに魅了され、金継ぎの金を加味して破壊された器を漆で継ぐ「根来継ぎ」として昇華させたのは偶然の巡り合わせだけではない必然の帰結なのかもしれない。

それにより再生され、器の継がれた箇所は「景色」と呼ばれ、世界に二つと無い、唯一無二の芸術表現となっている。「景色」にガラスを用いることで今までの伝承文化を叩き、新たな伝統文化の表現を目指している。ステンドグラスと日本文化の技術を組み合わせて作られた作品は光に当たると輝く表情を見せ、新たなステンドグラスアートの境地を表現している。

アートを手に取るだけで、心が満たされていく。想像するだけでも味わえる「おいしい」時間をすごせる。

「こころを満たす喫茶展」by ひらのまりの会期は12月28日~2023年1月17日。※元日は休館。時間は10時~20時。※最終日は17時まで。場所は大丸梅田店11F ART GALLERY UMEDA。