2022年12月27日 19:00

玩具メーカー「ピープル」では、社員が田植え・収穫した「おもちゃ専用米」を原料にしたつみきを制作。手作りのお米から作られた「お米のどうぶつつみき」は、2023年2月頃から順次販売される。

「お米のおもちゃ」シリーズは、国産のお米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン」から作られた、日本製ロングセラーベビー玩具。これまで約100万人以上の赤ちゃんに愛されてきた。本商品に使用している国産米は、ピープル農場で育てたおもちゃ専用米のほか、精米時に発生する砕米や、米菓メーカーなどの製造過程で排出されるお米や米粉などを主に使用している。2022年収穫のおもちゃ専用米は、お米のおもちゃシリーズの「お米のどうぶつつみき いろどり」の、黄色・緑色のつみきパーツとして、今月商品化された。

同社では、原料の「お米」についてもっと知りたいと、材料のライスレジンを生産している日本有数の米どころ、新潟県南魚沼市に田んぼを借り、「ピープル農場」と銘打って「おもちゃ専用米」を育成。2022年はピープル社員が南魚沼市に赴き、初めての米作りとして、田植え・稲刈りを体験した。

そこで収穫したお米から作った「お米のどうぶつつみき いろどり」が、このたび商品化。同社では今後、お米のおもちゃの販売と共に、ピープル農場を活用しながらSDGs課題に取り組んでいきたいと検討している。詳しくはこちら