2022年12月26日 16:05

「くすりの窓口」社と日立社会情報サービスは、「EPARKお薬手帳」と、AIによりインフルエンザ流行予測を提供する日立社会情報サービスの「感染症予報サービス」を連携。ユーザーにインフルエンザ流行予測を提供し、流行前にワクチン接種予約の判断を促す実証実験を、12月1日より開始した。
くすりの窓口「EPARKお薬手帳アプリ」は、累計利用者数350万人以上を有する電子お薬手帳アプリ。スマートフォン向けアプリストアカテゴリ内「お薬手帳アプリ」の中で、2022年度TOTALランキングNo.1となっている。一方、「感染症予報サービス」は、市町村別の4週間先までのインフルエンザ流行予測を提供しており、インフルエンザワクチン接種時期の検討に有効。
実証実験では、「EPARKお薬手帳アプリ」の「予防接種メニュー」内に、「感染症予報サービス」から提供された4週間先までの流行状況を掲載。アプリ利用者の登録情報から、適切な市区町村レベルの予測を表示し、ワクチン接種予約の検討を促す。掲載期間はインフルエンザの流行が予測される12月1日~2023年2月28日の予定。
50万人の会員が利用する「EPARKお薬手帳アプリ」からインフルエンザ予報を発信することで、インフルエンザワクチンの接種予約件数が変動するかどうかを検証する。今回の検証で得られる、感染症予測を起因としたインフルエンザワクチン接種予約件数の変動を元に、さらなる連携施策を検討していく。