2022年12月23日 15:56

viviONは、その地でしか聞くことのできない魅力的な「音の風景」を全国へ発信する地域応援プロジェクト「EMOCAL」に取り組んでいる。プロジェクトの第14弾として、香川県善通寺市にまつわる3つのASMR動画を公開した。
一つ目は「総本山善通寺『朝の勤行』」。善通寺市の名の由来でもある真言宗善通寺派総本山・善通寺。この御影堂では、毎朝、365日欠かすことなく朝勤行が行われる。早朝の澄んだ清々しい空気の中、門信徒や参拝者が見守り、11名の僧侶が鐘や鈴の音とともに内陣入りし、読経が始まる。重なり合ってのびやかに響く読経に耳を傾けるうち、あわただしい日常をすこし離れて、ゆるやかな時間を体験できる。
二つ目は「産湯井『水の音』」。西院御影堂の奥には、空海弘法大師誕生のときに用いられたとされる産湯井戸が残されており、今も清らかな水を湛えている。産湯井のたてる水音をたっぷりと楽しめる。
最後は「陸上自衛隊善通寺駐屯地『点呼らっぱ・消灯らっぱの音』」。自衛隊のらっぱ吹奏は、隊員間の号令・命令・警報などを伝えるとともに士気を高揚し、隊容を整え、敬意を表すもの。今回、動画で取り上げるのは、22時40分・消灯前の点呼、23時・消灯を知らせるらっぱ吹奏。特に消灯のらっぱは哀愁を帯びた音色で夜空に響き、自然と聞き入ってしまう魅力を秘めている。詳しくはこちら。