2022年12月21日 15:57

エフ・シー・シーは、世界中のプラモデルのファンと繋がるコミュニケーションツール「ARTHOBYCOMM(アソビーコム)」のオープンβテストを開始した。
コロナ禍以前からコアなプラモデルファンは展示会に参加し、お互いの作品について表現の素晴らしさを賞賛し合い、どのように制作したのかについて語り合い、年に1度開催される静岡ホビーショーでは参加枠が足らず空き待ちの状態だった。ところがコロナ禍に入って、リアルでの展示が開催困難となりプラモデルファンはツイッターなどのSNSに居場所を求めるが、画像一枚に対して「いいね」1つしかできない現状のサービスでは作品のどこが良かったのか全く分からず、更には数カ月にわたる制作工程を記載してもひとまとめにするのが困難でリアル展示会で行えていたコミュニケーションとのギャップにプラモデルファンは不満を持っていた。
「ARTHOBYCOMM」とは、自作した自慢のプラモデルのアピールポイントを指さしながら制作者と見学者が相互にコミュニケーションが取れるWEBサービス。「ARTHOBYCOMM」では画像にマーカーを置きその部分について、いいね・コメントができる機能をはじめ、作品と制作工程をひとまとめにする仕組み、タイトル・開催期間を決めるだけで簡単にWEB展示ページが作成できる機能を有している。「ARTHOBYCOMM」の活用は、WEB上に限った話ではない。リアル展示会主催者の大きな負担になっている受付、参加作品のカタログ化も機能を利用する事で簡単にできる。
基本利用料は0円。課金機能は価格未定。