2022年12月19日 09:00

リコー、リコージャパン、育て上げネットは協働で、急速なデジタル社会の進展のなかで、情報格差により就労に困難を抱える若者たちの支援を行う「若者向けデジタル支援プログラム」を募集開始する。

デジタル社会の進展の一方で、若者世代でもデジタル・ディバイド(情報格差)が起きている。経済的に厳しい家庭ほどPCを使用する機会が少なくなり、就労へのハードルを上げる要因になっている。同プログラムでは、若者にデジタル技術に触れる機会を提供することで、デジタルを使った働き方に対するイメージの醸成や自信の向上を目指す。2021年度のプログラムでは、41名の若者が参加し、参加者の92%がプログラムに満足と回答、41%が参加後半年以内に就労や専門学校への入学など次のステップへ進んだ。

同プログラムでは、育て上げネットが募集した若者に対して、リコーグループ社員がデジタルイノベーションで変化するワークプレイスを紹介するほか、オンラインでデジタル技術を活用したスキルトレーニングを提供するなど、働くことへの参画を後押しする。2023年3月に開催するプログラムでは、長野県上田市で活動する侍学園スクオーラ・今人と連携し、プログラムの一部はリコージャパン長野支社で行う。また、2021年度の参加者から社員との接点を増やしてほしいという声があったことから、本年度は社員と若者のグループワークや、キャリアコンサルタントの資格をもつ社員によるキャリア相談も実施する。

開催時期は2023年3月2日〜14日。

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