2022年12月14日 15:40

日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」は、12月14日より、街歩き用AR(拡張現実)アプリ「Finding Serendipity」をTestFlight上で限定公開。パブリックテストを開始する。

ARアプリ「Finding Serendipity」の特徴のひとつは、街での出来事や感情を記録し、その場に「アンカー」として残せること。画像や動画、またその時に感じた感情をスタンプや音楽でその場所にアンカーとして、位置情報・撮影角度と共に記録することができる。アンカーが集積することで、そこに初めて訪れる人もそこで生活している人でも、今まで気づかなかった新しい街の素敵な魅力に「偶然」出会えるARプラットフォームとなっていくことを目指す。

また、Niantic社が提供する「Lightship VPS」を活用し、街中にあるWayspotを認識すると空間にドローイングが可能。それをアンカーとして記録することで、同じ場所に訪れた他のユーザーも、センチメートル単位で同期したドローイングを見ることができる。

さらにFinding Serendipityでは、2つの住まいとの出会い方とARならではの物件の比較方法を提案。街歩き中に周囲のことが気に入った時に、自分の条件と合致した周辺の物件を簡単に検索が可能。また、趣味や好みをあらかじめ登録しておくと、合致した物件の近くに来た際には、メイン画面に通知が来るようになり、希少な物件との偶発的な出会いを創出する。