2022年12月14日 15:19

鳥取県とJTBは、鳥取県への訪日外国人観光客の誘客推進に取り組むことで、鳥取県の観光振興、地域活性化に寄与することを目的に訪日観光推進に関する連携協定を、12月14日に締結する。

新型コロナウイルスの影響で打撃を受けた県内観光の復興と地域活性化には、県内への訪日外国人観光客の誘客・長期滞在の促進・消費拡大の取り組みは不可欠となる。鳥取県は、2024年の外国人宿泊者(延べ人数)27万人を目標としており、訪日外国人観光客の再開に向けさまざまな取り組みを行っている。

一方、JTBは、「交流創造事業」を事業ドメインとし、地域・社会課題に対して人×場所×交流をデザインすることで、地域の課題解決に取り組んでいる。政府の水際対策が緩和され、アフターコロナの鳥取県への訪日外国人観光客誘客のために、2022年10月に、JTB鳥取支店はJTBアジアパシフィックと連携。シンガポールの高島屋で、現地の人々に鳥取の魅力を発信する観光プロモーションを実施。JTBシンガポールのウェブサイトや、SNSで台湾やタイの人々に鳥取県の観光・食・温泉などの情報を発信し、認知度向上に取り組んだ。

今後、両者が協力することで、カニや梨を代表とする豊富な食や、温泉や美しい自然資源を誇る鳥取県の魅力を海外に発信し、認知度の向上と世界各国からの誘客を図る。