2022年12月13日 19:41

文化通信社は、「本を贈る」文化の定着を目指し、第3回「ギフトブック・キャンペーン2023」を全国の書店・図書館にて展開する。

本キャンペーンではこれから社会に出る、成人を迎える若者(18~24歳の男女)にむけて様々な分野で活躍する著名人が選んだ「贈りたい本」「贈ってもらいたい本」を掲載するギフトブックカタログ「先輩の本棚」を刊行する。

「先輩の本棚」は「人生の先輩」が、若者に贈りたい本を選び、コメントと共に掲載する若者への応援本。作成にあたっては、読書推進運動協議会、文字・活字文化推進機構、出版文化産業振興財団の後援をはじめ、多くの出版社などの協賛を得ている。「本」を読むことが人生にとってどれほど有意義であるのかを、心のこもったコメント・熱いメッセージを通して伝えている。選書は著名人50名と本のプロである書店員・図書館員10名に、若者に読んでもらいたい本、人生のターニングポイントになった本を選んでもらった。

選者のコメントには、貴重な経験や思い出も詰まっている。本を通して、人生を彩り鮮やかなものにし、たくましく前を向いて生きていってほしい。「先輩の本棚」は、人生の先輩のそんな温かい想いがたくさん詰まった本となる。

「先輩の本棚」は販売価格1000円(税別)。発行部数3万部。発売日は12月15日。170冊の選書の他に小山薫堂さん、糸井重里さん、松岡修造さん、大宮エリーさん、加来耕三さん、幅允孝さんへのインタビューや、フランス、ドイツ、韓国からのワールドレポート(若者に本を贈る慣習や政策や制度など)も掲載。