2022年12月13日 12:50

光陽社、研文社、弘和印刷、サインアーテック、セントラルプロフィックス、東京平版、丸信、山櫻の8社は、「日本サステナブル印刷協会」を12月12日に設立した。

政府は、2050年までに温室効果ガスの排出量を全体でゼロにし、カーボンニュートラルの実現を目指すことを宣言している。また金融庁では、2023年度より有価証券報告書における気候変動開示(TCFD)を義務化する方向で検討するなど、大手企業・地方自治体はもちろんのこと、国内全体でもCO2排出量削減の流れは加速している。SDGsやカーボンニュートラルというキーワードが社会に浸透し、地球環境問題への関心がますます高まる中、印刷業界においても環境に配慮した取り組みが重要となってきている。そこで、環境に配慮した印刷の普及を図り、印刷業界における持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進することで、印刷業界の健全な発展と社会貢献への寄与を目的とする「日本サステナブル印刷協会」を設立することとした。

「日本サステナブル印刷協会」の活動内容は、「環境に配慮した印刷に関する情報の収集・発信・交換」「環境に配慮した印刷の普及、啓蒙」「環境に配慮した印刷に関する知的財産権の維持、管理及び保全」「研修会、セミナー、イベント、その他の会合の開催」「地球環境問題に関する情報の収集及び提供」「内外関係機関等との交流及び協力」「印刷業を通じた環境保全とその他の社会貢献活動、災害救済の実施」「会員の便益、相互の親睦及び交流に関する事業」「前各号に掲げるものの他、本協会の目的を達成するために必要な事業」。

設立日は12月12日。

光陽社