くじらリアルエステートテックが開発・販売する「くじらクラウドスマートロック」とRebaseが運営するレンタルスペース予約プラットフォーム「instabase（インスタベース）」がAPI連携を12月から開始した。

instabaseは、スペースを貸したいオーナーと借りたい利用者をマッチングさせるサービス。レンタルスペースのオーナーは予約サイトへの掲載と予約管理を、初期費用・月々の固定費無料で行えまする（別途、成約手数料がかかる）。今回の連携によって、利用者はinstabaseのマイページに表示される入室ボタンからくじらクラウドスマートロックを解錠してレンタルスペースに入室できるようになった。

スマートロックでよく利用されている暗証番号入力による解錠は、誤った暗証番号を入力してしまうなど誤操作が起きることもあるが、スマホで解錠できることでより手軽になり、利用者の満足度がアップするだけでなく、入室できないなどの利用者対応が必要なトラブルが発生する頻度も減らせる。

くじらクラウドスマートロックは新規物件だけでなく既築物件にドアへの穴あけ工事なしで後付けできるので、これからレンタルスペースの運営を検討している人も、現在運営中のレンタルスペースの鍵の管理を効率化させたいオーナーも、短期間・低コストでスムーズに導入できる。また複数のレンタルスペースを運用しているオーナーも1部屋追加した際の月額費用が100円/台なのでランニングコストを抑えて導入できる。