
博報堂は、社内横断プロジェクト「博報堂 Woman Wellness Project」を発足し、女性の健康課題視点で企業の事業やサービスの構想を支援するプログラム「博報堂Woman Wellness Program」の提供を開始する。
女性たちには、月経やPMS(月経前症候群)、不妊、妊娠・出産・産後の不調、更年期など年代やライフステージで特有の健康課題がある。このような女性特有の健康課題は周囲に理解されにくく、また女性たち自身も知識や理解が不足し、対策せずに我慢している人も多く存在する。そこで、女性の健康課題の解決を目指した事業やサービスを企業が進めるにあたり、女性の健康にかかわる有識者などの知見も取り入れて、構想~サービス開発~広告コミュニケーション支援まで一気通貫でサポートするプログラムを開発した。
同プログラムは、女性の健康課題について有識者などから学ぶ「知る」フェーズ、それらの知識をベースとして未来にどのような社会を叶えたいのか、企業や事業としてのパーパスは何か、からあらためて考える「構想」フェーズ、そしてそこから事業・サービスを設計し、実証実験や対外・社内コミュニケーションを行う「実装・アクション」フェーズの3ステップで構成される。各ステップは、特有の健康課題に悩む女性生活者たちのほか、産婦人科医やウェルネス/ヘルスケア領域で深い知識と経験を持つ専門家・業界のプロたちの意見を取り入れ、共創していく「マルチステークホルダー型」で進めていく。既存事業のピボットや新たな事業・サービスの構想まで、幅広いニーズに合わせてプログラムの提供が可能だ。