2022年11月25日 16:05

クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンでは、12月7日より、Creation Project 2022 188人のクリエイターと瀬戸の職人がつくる招き猫「Lucky Cat」を開催。焼き物の地、愛知県瀬戸市の職人が、新たに型を起こし作陶した素焼きの招き猫をキャンバスに、188人のクリエイターがつくり出した世界にただひとつの作品、188点を展示する。
手を上げて座る姿が愛らしい招き猫。その由来や発祥は定かではないが、江戸後期に、浅草辺りで生まれ、庶民の間で流行したといわれている。愛知県瀬戸市は、明治30年代後半から生産が始まった、招き猫の三大産地の一つ。今回製作を依頼した加藤陶器は、全国の神社・お寺の陶器の縁起物の絵付け製作の他、オリジナル商品の制作を行う瀬戸市の陶器製作会社。伝統的な技法と現代的な感性を兼ね備えた新しい招き猫を目指して、国内外へ発信し続けている。
展覧会では、クリエイターの作品に加え、8月に開催した「クリエイション・キッズ・ラボ 2022」のワークショップで子どもたちが制作した招き猫20点も展示。また、2023年8月にクリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンが終了し、9月に新スペースをオープンする。今回はそれに伴い、1990年から32年間続くチャリティープロジェクトの最終回として開催する。
作品は、会期中シークレットオークション形式で販売。売り上げから製作費を除いた収益金は、セーブ・ザ・チルドレンに寄付され、日本の子どもたちの支援のために役立てられる。詳しくはこちら。