2022年11月16日 09:54

JX通信社は、兵庫県三田市と、三田市の防災・スマートシティ推進を目的とした協定締結式を執り行った。
三田市では「さんだ防災強化プログラム」を策定し、市民の適切な避難行動を促進、風水害から逃げ遅れゼロを目指すことで、市民が安心して暮らせる「災害に強いまち」の実現に取り組むとともに、さんだ里山スマートシティ構想を掲げて防災を含む様々な領域のDX化を推進しており、「防災体制の強化」と「DXの推進」の取組みに注力している。
その取組みの一環として、JX通信社が開発提供しているSNS災害情報収集サービス「FASTALERT(ファストアラート)」を、三田市災害対策本部事務局運営訓練(7月)で試行的に活用し、災害時におけるSNSとAIの有効性を確認した。このような経緯のもと、災害時のDX推進だけではなく平常時におけるDX推進の可能性も広げるため、JX通信社が運営している地域参加型ニュースアプリ「NewsDigest(ニュースダイジェスト)」も活用し、自助・共助・公助の観点での行政課題の解決に取り組んでいくため、共同検討を実施していくこととなった。
防災・スマートシティ推進のためのソリューションとして、行政が地域に「NewsDigest」の利用を推進していく取組みは近畿地方では初。同社は、地域参加型の無料ニュースアプリ「NewsDigest」やAIとSNSを活用したリスク情報収集サービス「FASTALERT」を通じて、防災・スマートシティ推進に貢献していく。