2022年11月14日 09:14

禅が、11月1日に日本初となる国立公園内で鮨を味わうことができるオーベルジュ「MOKU ISESHIMA」を開業した。要望の多かった宿泊機能を新たに加え、これまで以上にゲストにゆったりと過ごしてもらえる場所になった。

MOKU ISESHIMAの名は、禅語の「黙照禅(もくしょうぜん)」に由来する。黙照禅とは、親方である堀が初めて間崎島に訪れた際、その風景を目の当たりにして思い出した義父の言葉で、「感性が自ずと心に湧く体験のこと」と教わった。自身が体験した自然の恵みにインスピレーションを受けた感動を利用客にも伝えたい、その想いから広く知られる「禅」という語に集約し、これまで茅ヶ崎で手掛けてきた自身の店「鮨裕」に加える形で、2019年、間崎島に「鮨裕禅」が誕生した。

リアス式海岸に囲まれた英虞湾の豊かな自然で育まれたその日の新鮮な食材を一匹ずつ厳選し、鮨のほか、地元の漁師料理からインスピレーションを受けたここでしか味わうことのできない食体験を通して地域文化を伝えていく。伊勢志摩の原風景を一望できるカウンター席では、海のうつろいを目の前に、心身ともに浄化されるまるで「禅」のような体験が利用客を待っている。また、最大10名が利用できる完全個室のシェフズ・テーブルもあり、ここでは料理人を招いた、プレミアムコースを愉しめる。

カウンター8名、価格は時価。※目安は2名6万6000円(税込)から。※季節・仕入れにより変動する。1泊2日(夕/朝付)、4名、50万円(税・サ別)から。

詳細はこちら(公式サイト)