2022年11月11日 19:25

小田急電鉄とエンジョイワークスが事務局を務めるプロジェクト「大山これから会議」では、11月19日~27日までの土・日曜日と、11月23日に、大山旧参道エリアにて大山阿夫利神社社務局と地域内外のパートナー事業者と連携した特別企画「大山旧参道フェア~大山の知られざる歴史~」を実施する。

大山での山歩きの原点は、江戸時代に火消しや鳶などの職人たちが巨大な「木太刀(きだち)」を江戸から担いで運び、滝で清めてから奉納と山頂を目指すという庶民参拝。本企画は、かつて大山詣りで賑わい、現在もその時代の雰囲気が色濃く残る「大山阿夫利神社社務局」周辺の旧参道エリアの活性化に向けた取り組みで、紅葉が見ごろを迎える大山での山歩きの前後にあわせて、一息入れながら、地域の魅力に触れてもらえる企画となる。

エリア内にある宿坊「かすみ荘」では、神前に奉納していた「納め太刀」や、大山詣りの際に鑑賞する神楽「倭舞(やまとまい)の装束」などを特別展示。また、参詣者の正装であった白い着物「行衣」を実際に羽織り、「納め太刀」を持っての記念撮影など、大山詣りの風習や文化に触れることで、一味加わった大山での時間を過ごせる。※11月23日を除く。

さらに、「大山阿夫利神社社務局」では、かつて同神社が神職を目指す人向けの学校(神職養成機関)であったことを示す史料「神職入学届」や「神職参考書」などを初公開する。

特別企画「大山旧参道フェア~大山の知られざる歴史~」は、11月19日、20日、23日、26日、27日開催。

開催エリア図