2022年11月11日 12:49

エムエス製作所は、キャンプ専用ハンマー「手槌」を11月11日より一般販売開始する。

今回、クラウドファンディング「Makuake」にて大好評だった「手槌」に改良を加え、一般販売を開始する。キャンプの際にペグダウン、薪割りでの手首の負担を軽減するため、鉄を叩き続ける淺野鍛冶屋の刀匠の監修の下で開発した日本謹製のキャンプ専用ハンマーだ。

日本古来の刀鍛冶が手打ち鍛造をする時に使う鍛冶用ハンマーは「火造り槌」とも言われる。数々の刀匠が鉄を叩き続けたにも関わらず、手首を傷めず、長時間打ち続けることできたのは、この道具のおかげとされる。ヘッドはステンレス製で叩く部分が片側にだけ伸びている特殊な形状。片側に伸びているので、前側に付いた重心でヘッドの落下速度が増し、手首に力を入れなくとも一打一打の力が良く伝わる。大きく振りかぶるのではなく、狙いを定めて打ち落とし、正確に力を伝えるために役立つ。

「手槌」は重量も約730-50gと重め。重さを活かすことで、力のない女性や子どもでも打ち込むことが可能だ。木工職人が熟練技術で一本一本丁寧に仕上げており、デザインも太めでゆるくカーブしたハンドルで、グリップ部分は螺旋加工により滑り止めの機能をもたせている。手掛けるのは、地元愛知県の「愛知ブランド企業」、県指定の「あいちの名工」率いる匠たち。創業半世紀の老舗で金属加工で部品を作り続けるの鉄の職人集団が経験に基づいた卓越した勘と技術で一本一本手掛けている。

価格は1万9800円(税別)。

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