2022年11月10日 19:56

ヒルトン東京お台場ではサステナブルフラワー協会の取り組みに賛同。ホテル内のフローリストである「ユー花園」の協力のもと、同ホテルで結婚披露宴を行う新郎・新婦に向け、サステナブルフラワーの案内を11月10日より開始する。

生花店で売れ残った切り花や結婚式場・イベント会場で使用されたブーケや装花などは、その役目を終えると、まだ生き生きとしていて、美しく咲き誇っているにも関わらず、廃棄されてしまうことがある。このフラワーロス問題はSDGs12番目の目標である「つくる責任つかう責任」の観点からも、フードロス問題とともに近年ますます注目される内容となっている。花き業界における小売店の経費は、約5割を占めるという。これは青果業界と比べても2倍ほど高いことから、商品のロスがいかに多いかを裏づけている。

そんなフラワーロスを救うための日本初の協会が「サステナブルフラワー協会」。協会には結婚式場や生花店、農家などから毎日多くの廃棄花が集まってくる。廃棄花は、花を再び咲かせる職人「リブルームアーティスト」による洗浄、乾燥といったさまざまな工程を経て、色鮮やかなボタニカルキャンドルやポプリ、ブーケとなり再び咲き誇る。

ホテルでは導入にあたり、ウエディングフェアで来館するゲストへ、廃棄花から作られたリブルームブーケを12月より配り、この想いを繋いでいく。さらに12月にはホテル館内でワークショップを開催し、実際にボタニカルキャンドル作りを体験することができる。