2022年11月08日 15:37
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ホテル雅叙園東京では、12月3日~25日までの期間限定で、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて、「冬の見学会 百段百景2022~建物×美術×伝承の物語~」を開催。アートと文化財建築の融合を愉しむ企画が多い中、本イベントでは、文化財建築「そのまま」の価値を堪能することができる。

1935(昭和10)年に旧目黒雅叙園の3号館として建築された東京都指定有形文化財「百段階段」は、建て替えの対象とならず、当時のまま残るホテル内唯一の木造建築。料亭として営業し多くの人が集う宴の場であった昭和、伝統的な美意識を今に伝える象徴的な場所として文化財となった平成。そして、文化やアートの発信の場となっている現在の文化財「百段階段」は、年間を通してさまざまな企画展を開催し、一般公開している。

期間中は、樹齢300年の檜や珍しい南米材が使用された床柱、釘や接着剤を使わずに作られた組子障子、螺鈿、天井の七宝細工など、あらゆる分野の匠の超絶技巧が細部にまで宿った「建築の美」を、間近で見ることができる。料亭として営業していた当時の客の気分になり、畳に座って景色を見てみるのもおすすめ。低い位置から見上げることで、天井画の迫力が増したり、足元の細かい細工に気付いたりと、さまざまな景色が見えてくる。

趣向の異なる7つの会場には、音声ガイダンスが流れ、会場の特徴や、エピソード、手掛けた芸術家などを紹介。人数限定の日時指定券購入者を対象とした、専任ガイドによる文化財ツアーも実施する。詳しくはこちら