2022年11月08日 09:47

プランティオは、ENEOSホールディングスと三菱地所協力のもと「未来のワインを考える」トークセッションを開催する。

食料の生産地から消費者の食卓に並ぶまでの輸送にかかった「重さ×距離」で表される指標を「フードマイレージ」と言う。この数字が大きくなればなるほど環境への負荷がかかる。では、ワインはどうだろうか。フランスやイタリアなどヨーロッパ、南米、オセアニアなど世界各国から日本へ輸入されており、そのフードマイレージは残念ながら非常に高い傾向にある。

地球環境のため、フードマイレージ減少のために必要なこと、それは「育てる場所」と「食べる場所」を限りなく近くすること。東京などの大都市では、ビルで働く人や住民の人による、ビルの屋上や公園のコミュニティ農園における野菜などの栽培が始まっている。

今回のトークセッションは、「コト創りのワイン醸造所」として新しい価値と物語を提供し続ける深川ワイナリー東京、ぶどうをはじめとしたビル屋上の植物栽培に強みを持つ竹中工務店、飲料メーカーのレシピ開発や商品監修、オリジナルワインの委託醸造・販売など各所で活躍しているワインソムリエ齋藤久平さんの3名に登壇してもらう。今回はワインを取り巻く状況が目まぐるしく変わる昨今において、未来のワインがどうあるべきか、という視点で一緒に「東京のワイン」を楽しみながら理解を深める、というトークセッションになる。

トークセッションは、11月25日18時半~20時半。※雨天の場合は12月2日に延期。定員は30名。※先着順。費用は3000円 (税込)。