2022年11月08日 09:23

ヤマハは、天竜浜名湖鉄道と駅名ネーミングライツの契約を締結した。
天竜浜名湖鉄道桜木駅から徒歩8分の距離に位置するヤマハ掛川ピアノ工場は、ヤマハピアノの国内唯一の生産拠点として、ヤマハグループでは、「ヤマハピアノのふるさと」と位置付けている。同工場では、グランドピアノの生産工程を間近で見られる工場見学を受け付けており、近隣の児童から、ものづくりに関心がある人、音楽愛好家、アーティストなど、毎年多くの人が訪れている。
このたびの、副駅名「ヤマハピアノのふるさと」の命名によって、天竜浜名湖鉄道を利用する人だけでなく地域の人々に、よりヤマハピアノに親しみを持ってもらいたいと願っている。ヤマハグループでは、このような機会を通じて地域社会の発展に貢献してもらいたいと考えている。
駅舎看板のデザインは、ピアノと鍵盤を大きく描き、誰にでも副駅名が理解できるイラストとなっている。駅名の「桜」と音符を吹雪のように散らし、心がときめくようなデザインになった。桜木駅の風情ある駅舎に馴染む柔らかな水彩画風のタッチとなる。
ヤマハと、天竜浜名湖鉄道の駅名ネーミングライツ契約内容は、駅名が「天竜浜名湖鉄道桜木駅(掛川市富部)」。副駅名が「ヤマハピアノのふるさと」駅。契約期間は、11月7日~2025年3月31日。