2022年11月01日 15:48

東武鉄道は、11月24日~2023年4月7日の期間、日光・鬼怒川エリアで電車内に折りたたまずに自転車を持ち込めるサービス「サイクルトレイン」の導入に向けた実証実験を開始する。
今回の実証実験は、日光市観光協会が進める「日光市サイクルタウン」推進業務と連携し、自転車愛好者に優しい観光地づくりに向けた電車と健康志向のレジャーとして自転車を使った新しい交通スタイルを提供することで、日光・鬼怒川エリアでの鉄道利用観光客の回遊促進を図り、円滑な移動が可能な魅力ある観光地を目指す。
この取り組みは、世界唯一の「歴史・文化・伝統と自然が共生する国際エコリゾート」を目指す日光・鬼怒川エリアにおいて、CO2の排出量が少ない電車と自転車を組み合わせて利用してもらうことにより、エシカルトラベルの取り組みとして自然環境・地球環境に配慮した移動手段の選択肢を提供することにもつながり、地域回遊を楽しみたいファミリー層、女子旅、インバウンド観光客などのライトユーザーやサイクリストの沿線移動における利便性向上も図る。また、実証実験期間中には、インバウンド観光客を対象にサイクルトレインを活用し、日光地域の伝統・文化や自然を体験しながら自転車で巡るモニターツアーを実施する。
追加料金は不要(発車30分前までに駅で申し込み)。実施期間は11月24日~2023年4月7日(12月25日~2023年1月9日を除く)。運行区間は、東武日光線 下今市~東武日光駅間、東武鬼怒川線 下今市~鬼怒川温泉駅間(一部列車)。利用可能駅は、下今市駅、東武日光駅、鬼怒川温泉駅。