2022年11月01日 09:40

主婦の友社は、10月31日に「フリースクールを考えたら最初に読む本」を発売した。

10月27日、文部科学省から「問題行動・不登校調査」の結果が発表された。その結果によると、全国小中学校の不登校児童生徒数は過去最高の24万4940人、前年度からは24%増加した。また、これまで不登校は中学生や高校生の問題だと思われていたが、小学生の不登校が10年前に比べて3.6倍にまで増え、不登校が若年化している。小学1年生から不登校になる子どもも多く、本人の不安や保護者の負担は大きいものとなる。

そんな中、学校でも家庭でもない「子どもの第三の居場所」として注目をされているのがフリースクール。フリースクールは、日本で約30年前に生まれた「不登校の子どもたちの受け皿」で民間の施設。現在全国に500カ所ほどあり、6歳から18歳までに子どもを受け入れている。

学校に行けずに苦しんでいる子どもたちや保護者に向けて、苦しんでいる子どもたちが心を回復させ、失っていた自己肯定感を充足させるために「フリースクールという選択肢が存在する」、そんなメッセージとともに生まれた本が「フリースクールを考えたら最初に読む本」となる。本書は、「フリースクールとはどんな場所なのか」「フリースクールを選ぶ上で大切にすべき基準は何か」を、不登校経験者でもあり、数々の不登校児童やその家族を取材してきた不登校新聞編集長・石井志昂さんが詳しく解説している。

「フリースクールを考えたら最初に読む本」は1540円(10%税込)。10月31日発売。

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