2022年10月31日 16:01

翔泳社は、書籍「名画から学ぶ 写真の見方・撮り方」を、10月31日に発売する。本書では、名画に使われた技術から写真への応用例まで、余すことなく紹介。名画から、構図や配色、視線の誘導、奥行表現などの技法を学ぶことができる。
著者は「東京カメラ部」。ファン総数555 万人を超える日本最大級のSNS写真コミュニティ。年間930 万作品以上の写真が投稿され、全国各地で公的機関や大手企業主催によるフォトコンテストを累計200 件以上開催中。
「良い写真」に1つの正解があるわけではあないが、構図や配色、視線の誘導、奥行表現の方法などの技法のしくみを知ることで、写真の見方や撮り方への理解を深めることは可能。本書では、写真と同じく2Dである名画から、それらの技法や写真への応用例を学ぶ。フェルメールやダ・ヴィンチ、北斎など、時代を超えて多くの人に評価され続けてきた画家たちによる絵画は、写真より長い歴史をもっており、より多くの鑑賞・競争・研究がされている。
本書は、そうした中で生き残ってきた名画の持つ普遍的な価値や魅力を、写真の見方や撮り方に応用することができるように解説。絵画は、偶発性が少ないため、意図が明確となり学びやすいという利点も。絵画と写真に交互に触れながらテクニックを学べるので、カメラの上達につながるのはもちろんのこと、絵画と写真を見る目も養うことができる。写真が好きな人も、絵画が好きな人も楽しむことができ、新しい視点が得られる1冊となっている。定価1980円(税込)。