2022年10月31日 09:35

ガスパルは、9月より「かけはしくらぶ」という新たな取組みを始動し、地域の子ども食堂へ寄付活動を行った。本活動は、ガス供給を行う建物オーナーから譲り受けた余剰食材を子ども食堂運営団体へ寄付する取組みで、食品ロス削減や子育て支援の一助となることを目的としている。

「かけはしくらぶ」は、販売所に在籍する社員が考案した取組み。ガスパルがガス供給を行う建物を所有するオーナーのうち、主に農業に従事する人を対象として余剰生産物等の寄付協力を呼びかけ、譲られた農作物を地域の子ども食堂運営団体へ社員自ら運搬して寄付を行う。オーナーと子ども食堂を含む地域社会、その両者の橋渡しを担うという関係性から、橋になぞらえて「かけはしくらぶ」と名付けた。

ガスパルグループでは、農業に従事している、あるいは趣味で農作物を栽培する人から、その余剰生産物の取り扱いに苦慮していることを相談されることがあった。同様の声は多数事業所から寄せられ、食品ロス削減を通じた地域貢献の新たな取組みとしての企画化を進めた。その中で行き着いたのが、「食」によって地域支援を行う子ども食堂だった。

ガスパル高崎支店では、LPガスを供給している建物のオーナーから提供されたじゃがいも約5キログラムを、高崎市内の子ども食堂「食育レストラン晴れのひ」へ、社員自らが運搬して寄付を行った。同支店では、10月も引き続き農作物を生産するオーナーへ呼びかけを行い、12月頃まで活動する予定だ。