2022年10月13日 19:35

本多プラスが展開するオリジナルブランド「ame:アメ」は、コーセーとお互いの社内で発生する不要資材を組み合わせたアップサイクルな新しいプロダクトの製作に挑戦した。
プラスチック製品の製造過程において、廃プラ(廃棄プラスチック)は不可避的に発生してしまう。本多プラスは、2008年からその廃プラならではの美しさを見出し、廃プラを再利用したアート活動を行ってきた。そして、その深い輝きを新たなプロダクトへ昇華させる方法を、長年にわたり模索し続けてきた。
また、本多プラスの顧客であるコーセーも、研究所における製品開発や品質管理の過程で発生する役目を終えた化粧品バルク(中身)の新たな活用方法を模索していた。
今回、ameとコーセー、両社内で発生した不要資材が組み合わさり、プラスチックの透き通ったが輝きと化粧品素材の美しいカラーリングを持ったマグネットが生まれた。書類を留めたり、小さなアイテムを引っ掛けたりするのに便利な少し大きめのサイズ。マグネットはその役割から目立つ場所に使われることが多くある。日頃、目に留まる場所に樹脂の輝きと化粧品の彩りを届けたいという思いが込められている。
肌を美しく彩るメイクアップアイテムの発色や質感は、ameがこれまで取り扱ってきた樹脂用の着色材とは異次元の表情を持っていた。溶けた樹脂がバルクを包み込み、美しい配色が透明な樹脂の中に現れた。