2022年10月12日 19:31

STORYは、都内の調理師専門学校や高等学校に通う学生・生徒に向けて、江戸東京野菜や東京産農産物の魅力を「学び知り味わう」機会として、江戸東京野菜の歴史や味のレガシーを未来につなげてもらう為、料理コンテストの企画実施を行う。

「江戸東京野菜」は、江戸期から始まる東京の野菜文化を継承した在来種、または栽培法などに由来する野菜のことで、東京周辺で作られていた野菜を指す。一時、途絶えつつあったが、近年JA東京中央会では都内で生産されたものを都民に提供できるようこの呼称を定め、現在50品種近く登録されている。

一方で、江戸から東京に変わり高度成長期やバブル期などを経た現在、農業分野では高齢化、後継者問題で労働力不足や食料廃棄などの社会問題は収まることなく拡大の一途をたどっている。この状況にJA東京中央会では、江戸期から始まる東京の野菜文化を継承するサスティナブルな活動として、若手農業従事者への支援活動や若手江戸東京野菜の料理人の育成支援を目指して活動している。

Z世代をターゲットに、江戸東京野菜に魅力を感じ、生産から消費までに携わる若者を育成支援する機会として消費の先端で活躍する料理人を目指す若者に料理コンテストを実施する。また、受賞者と飲食店関係者、生産者との交流の場とするイベントも併催し、江戸東京野菜の消費拡大に寄与することを目指す。

未来の料理人あつまれ「江戸東京野菜料理コンテスト2022」の応募資格は、都内の調理師専門学校や高等学校等に通う学生・生徒。

参加はこちら ※1031日まで。