2022年10月06日 15:34

ゼンリンは、長崎市で実施している観光型MaaSの実証実験で提供中の観光情報Webサイトとスマートフォンアプリ「STLOCAL(ストローカル)」に、佐世保・西九州エリアを追加。10月5日より提供を開始した。

ゼンリンは、日本全国の狭域な地域、「マイクロエリア」が抱える課題に対し、「移動情報」「地図情報」を活用して解決する、「ゼンリンマイクロMaaSソリューション」提供に取り組んでいる。その取り組みの第一弾として、2021年12月22日より、長崎市にて観光型マイクロMaaSの実証実験を開始した。

観光情報Webサイトとスマートフォンアプリ「STLOCAL」を連携。観光の魅力であるまち歩きを楽しむため、マイクロエリアコンテンツ(地域が持つ地形・歴史・文化情報)をストーリーとしてつなぎ、提供することで地域に観光客が訪れ、周遊する仕組みの提供を目指している。

このたび、対象地域に佐世保・西九州エリアを追加。商店街が賑わう佐世保市街地をはじめ、一大リゾートのハウステンボスや、美しい自然が広がる宇久島・小値賀島など、魅力的な西九州地域を11のマイクロエリア(狭域なエリア)に分割し、観光情報を収録。佐世保・西九州エリアならではの観光や移動の楽しさを提供する。それにより、長崎市・佐世保間の周遊を促す仕組みを提供し、さらなる観光体験価値の向上、公共交通の利便性向上を図る。