2022年09月29日 12:48

シニアライフクリエイトは、9月1日、東京都瑞穂町と「高齢者見守りネットワークに関する協定」を締結した。

高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」は、現在全国で353店舗展開しており、月間約300万食を提供している(9月1日時点)。店舗では、在宅の高齢者を中心に、宅配時の手渡しによる見守り・安否確認を創業時より実践しており、昼食・夕食を別々に届け1日2回訪問することで、より顧客に近い存在となるべく努めている。また、届ける際に倒れているなどの異常が発見された場合には、速やかにケアマネジャーや家族と連動する地域密着型の独自のサービスを展開している。

「瑞穂町住民基本台帳」(8月1日時点)によると、瑞穂町は人口3万2266人に対して、65歳以上の高齢者は9607人、高齢化率は29.8%。2020年〜2022年にかけて総人口が減少している一方、65歳以上の人口は増加し、高齢化率が上昇している。今回締結した「高齢者見守りネットワークに関する協定」は、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられる地域社会の実現や、地域住民の福祉の向上を目的としている。お弁当の宅配中に配達スタッフが届け先の高齢者について「いつもと違う」「何かがおかしい」と感じた際に、地域包括支援センター等関係各所に連絡する「緩やかな見守り」を行う。今回の協定締結を通じ、地域とより密接に連携しながら、高齢者がいきいきと暮らせる環境づくりに貢献していく。

シニアライフクリエイト