2022年09月27日 19:45

「東急リゾーツ&ステイ」及び東急不動産は、東急リゾーツ&ステイが運営するホテル7施設に、スターエンジニアリングの業務用バイオ式生ごみ処理機(「コンポスト」)「バイオクリーン」を導入。食の循環と地産地消の推進に取り組む。また2025年度までに、東急ハーヴェストクラブ全施設にてコンポスト設備の導入を予定している。
コンポスト導入は、生ごみの排出量を抑え、さらに今まで廃棄物として取り扱っていた生ごみを有効活用する取り組み。生ごみを良質な堆肥に変え、自社収穫体験施設や提携農家において農作物の育成に活用する。さらに、提携農家から農作物を仕入れ、ホテルにて提供することで、食の循環と地産地消の実現を目指す。コンポスト「バイオクリーン」では、投入する生ごみの約85%を減量する事が可能。
例えば、導入施設のうち、ホテルタングラム(長野県上水内郡信濃町)と、東急ハーヴェストクラブ浜名湖(静岡県浜松市)では、コンポストで得た堆肥を自社収穫体験施設にて活用する。
ホテルタングラムでは夏期の期間、敷地内でとうもろこしの生育を行っている「もろこし村」にて、東急ハーヴェストクラブ浜名湖では「ハーヴェストガーデン野菜畑」にて堆肥を活用。「もろこし村」と「ハーヴェストガーデン野菜畑」では、宿泊客向け収穫体験も実施しており、自身で収穫した野菜を食べることができる。今後、リゾート地で食の循環や地産地消を楽しみながら体験できるようになる。