
別名「ハッピープリント」とも称される、アフリカ大陸に流通するアフリカンプリント。その輸入を手掛けるAFURIKA DOGS(アフリカドッグス)は、アフリカンプリントの聖地とも言える西アフリカ地域から直輸入したアフリカ布を、布京都西陣の直営店で展示販売する。
販売されるアフリカ布のひとつが、西アフリカ地域の若者/富裕層に人気沸騰中のアフリカ布ブランド「WOODIN(ウディン)」。そのブランドネームは、20世紀初めにコートジボワール南部の海岸沿いのまち、グラン・ラウでアフリカ布を扱っていたイギリス商人の名前が由来という。人気のシリーズは、マリ共和国の南西部に住むバンバラの人びとの伝統布「ボゴラン(泥染め)」をコンセプトにしたもの。「秋のアフリカ布フェア」では、このボゴランシリーズや新作を、50柄300ヤード以上用意。価格は1ヤード2640円(税込)~。
トーゴ共和国の社会起業家が生み出すアフリカンバティックも注目。「aklala batik(アクララバティック)」は教育や就労の機会を奪われた女性たちを中心として、高品質なアフリカンバティックを20年以上にわたり生産している。現地ならではの独創的なデザインが、フランスやドイツの若者に人気。流通価格は相場の2倍以上ながら、色落ちのしにくいクオリティを実現しつつ、その商いを通して、これまでに150名を超える女性たちを貧困から脱却させてきた。価格1ヤード2970円(税込)。
10月1日から9日間の「秋のアフリカ布フェア」は、予約制でオンラインでも楽しめる。予約はアフリカドッグスInstagramから。