2022年09月20日 09:52

高IQ者認定支援機構は、9月23日、東京・御茶ノ水にて高IQ者の発掘を目的とした知能検査「CAMS」を実施する。
同機構は高IQ者の発掘を通じて、日本の国家間競争力の強化に資すること、高IQ者の暮らしやすい社会を実現することを使命としている。「CAMS」は特別な適性を持つ人材の発掘を使命とした知能検査、IQテスト。処理速度の高さ重視した従来に多いタイプのIQテストに比べ、時間的圧力の少ない状況でじっくり時間をかけて難問を解く方式で能力を測定する。「CAMS」は今回で19回目、累計受検者数は約650名。
「CAMS」は、数ある知能測定方法の中でも「図形の行列推理」に着目し開発・実施。「CAMS」では、測定対象とする能力を「時間的な圧力の少ない状況で、高い推論能力を発揮する力」としている。また、同機構では「推論能力」を「少ない情報から隠された法則性を見つけ出す能力」と定義。限られた短い時間内に答えを見つけ出す能力は、社会生活の中で必要とされる能力の重要な一部ではあるが、高度で創造的なAI開発などに求められている能力と必ずしも一致するものではない。今後、高度な開発や研究の現場において必要となるであろう「ある程度の時間をかけて難問に取り組み、その過程の中で『閃めき』を得る」といった種類の能力を測定する。
受検料は8800円(税込)。開催日は9月23日。申込受付は9月21日まで(定員に達した場合は早期に受付終了)。開催場所は、ワイム貸会議室お茶の水 Room B(東京都千代田区神田駿河台2-1-20 お茶の水ユニオンビル4階)。