2022年09月01日 14:57

Maria Projectは、9月14日から、考えて伝える力を伸ばす知育アプリ「KIKASETE(きかせて)」にて、「絵画鑑賞カリキュラム」として絵画を題材とした絵本を公開し、お絵かきや写真撮影などの新機能を追加する。
文化庁の調査によると、1年間で「文化芸術イベントを直接鑑賞したものはない」と回答した人の理由として、「新型コロナウイルス感染症の影響」と答えた割合が 56.8%にのぼることがわかった。また子どもの文化芸術体験について期待する効果は「創造性や工夫をする力が高まる」(52.3%)「美しさなどへの感性が育まれる」(43.0%)と感性や非認知能力を伸ばすことへの期待が高いことがわかる。
「KIKASETE」では絵本の読み聞かせを行い、感じたことや考えを引き出す対話機能で、正解のない問いを投げかけて子どもの「考えて伝える力」を伸ばすことを目指している。今回、新しく「絵画鑑賞カリキュラム」を制作。絵本は著名な絵画を1点取り上げ、作者や時代背景、技法等を解説する内容だ。題材の絵画として葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」やミレーの「オフィーリア」等を取り上げている。通常の対話機能に加え、お絵かき機能、写真撮影機能で、絵画を見て感じたことを自由に表現するカリキュラムとなっている。コロナ禍で文化芸術イベントの中止や延期が相次ぎ外出を控える動きもある中、自宅で絵画鑑賞を手軽に楽しむことができる。この新機能を通じて、自宅での学びの可能性を広げていきたいと考えている。
ダウンロード・利用は無料。