2022年08月25日 13:03

「飲食店リサーチ」を運営するシンクロ・フードは、飲食店.COM会員を対象に、SNSを使った集客についてアンケート調査を実施した。
まず、現在SNSを活用した集客を行っているか尋ねたところ、「はい」と回答した店舗は82.6%だった。一方で、「いいえ」と答えた店舗にその理由を尋ねると、「運用が面倒」が最も多い32.1%。「集客を目的とした活用の仕方がわからない」「お店の個性に合わない」(ともに25%)と続いた。
次に、「SNSを活用した集客を行っている」と答えた店舗に、最も活用しているSNSを聞いたところ、「Instagram」が最多の59.5%で、「Facebook(19.3%)」、「Twitter(11%)」と続く。また、動画系SNSの「YouTube」は0.5%、「TikTok」は0%という結果になった。続いて、最も活用しているSNSからどのような効果が得られたかを尋ねると、「店舗の認知向上」が最も多い63%で、次に「客足の増加」が53.3%。上位3つのSNS別においても、さほど差異は見られなかった。
続いて、どのような内容の投稿が集客や売上に効果があるように感じるか聞いてみると、「新作またはおすすめメニュー」が最多の58.3%。次に「イベントなどの告知」が41.3%という結果に。更新頻度は「週1~3回」が最多。フォロワーを増やすために行ったこと(行っていること)としては、ハッシュタグを積極的に活用する、フォローに対するサービスの提案、特別感のある情報の発信、インフルエンサー利用などが挙げられた。