
三栄建築設計は、キッズデザイン協議会が主催する「第16回キッズデザイン賞」において、「家×庭をつなぐ共有庭のある暮らし」がキッズデザイン賞を受賞した。
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設された。
受賞作品「家×庭をつなぐ共有庭のある暮らし」では、ご近所付き合いが希薄になってきている昨今、古き良き田舎暮らしのような、お隣さんがお互いに協力し合って、子どもの成長を見守ると共に、コミュニケーションの生まれる暮らし方を提案した。そこから、子どもたちは安全にのびのびと遊び、地域・社会との繋がり、そして創造性を育む事のできるような、3家族で共有の庭を持つ分譲住宅の企画をした。敷地の中央に3世帯で協定を結んだ共有庭を設けることで、1棟毎では実現できない公園の様なのびのびと過ごせる広い外部空間を実現。家の中から子どもを見守り、道路から距離をとり安全性にも配慮されている。庭には料理に使える実のなる樹を植え、キッチンを共有庭に隣接させ内と外をカウンターで繋ぎ、各々の家族が用意した料理や飲み物をキッチンカーの様に提供ができるようになっている。庭での様々な体験を通してコミュニケーションが自然と生まれる家が完成した。
「Design Your Life」をグループメッセージに掲げる、メルディアグループ・三栄建築設計のキッズデザイン賞の受賞は5年連続受賞となる。