2022年08月24日 16:06

GMOあおぞらネット銀行は、9月10日より、非対面でなりすまし不正を防止する「LIQUID Auth(リキッドオース)」を導入する。なお、GMOあおぞらネット銀行が、「LIQUID Auth」導入第一号 企業となる。

金融庁による「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」策定・公表から昨年で3年が経過。金融機関等において態勢整備への意識が浸透してきている。そこで、ガイドラインで対応を求めている事項に対する完了期限が、2024年3月に設定された。これを受け、各金融機関では、口座保有者の取引実態を把握する継続的顧客管理への対応が急務となっている。一方で、郵送物による本人確認は、利用者の負担のみならず、金融機関の業務負荷も課題となっており、セキュリティ強化と口座保有者の利便性を両立した対応が求められている。

「LIQUID Auth」は、口座利用者が、口座を開設した本人であるかを非対面で確認できる認証サービス。顔写真と運転免許証などの本人確認書類を照合するサービス「LIQUID eKYC」と連携。口座開設申込時に提出した本人確認書類の顔データと、再度スマートフォン等の電子端末にて撮影した顔データを照合することで、顔認証を行う「Auth Face」を提供する。

GMOあおぞらネット銀行の継続的顧客管理において「LIQUID Auth」の「Auth Face」を導入することで、現在の口座利用者が本人になりすました第三者でないことを継続的にオンライン上で確認することが可能となる。