2022年08月23日 09:56

IRIS、伊藤忠商事とCiRCuS(サーカス)は、8月22日より、タクシーサイネージメディア「Tokyo Prime」を通じて、ファンが広告を生み出し、ファンがファンを動員するクラウドファンディング型デジタルサイネージ広告サービスの実証実験を開始する。

「Tokyo Prime」は、IRISが運営する新世代デジタル・サイネージ。8月22日現在、都内最大手の日本交通、帝都自動車交通など東京都内2万5000台のタクシーを含む、全国主要12都市のタクシー、合計約6万台の車両に搭載された10インチ高精細デジタル・サイネージで音声付動画を放映している。

この実証実験では、3社が主体となり推進し、明治安田生命J2リーグ所属の東京ヴェルディとJ1リーグ所属のアビスパ福岡が協力する。実証実験は、ファンが応援するチームの主催試合を盛り上げるための「観客動員」を目的とし、サーカスが提供するクラウドファンディング「CiRCuSFan(サーカスファン)」を用いて広告出稿を目指す、「ファンが育てる」応援広告のプログラムだ。同プログラムでは、「サーカスファン」が集客プラットフォームの特設サイトを立ち上げ「無料会員」としてファンを集め、デジタルギフト機能を活用し広告出稿費となる支援金を集める。支援金額に応じて、応援広告が展開される仕組みだ。

目標金額は、「東京ヴェルディ」180万円、「アビスパ福岡」50万円(すべて税抜)。広告配信開始日(予定)は、「東京ヴェルディ」9月12日から1週間、「アビスパ福岡」9月19日から1週間。

特設サイト(東京ヴェルディ / アビスパ福岡