2022年08月19日 19:41

琉球ガラス専門店「TOKI(とき)」は、7月22日~9月2日まで、Onland Storeにて開催されている「沖縄県の文化が彩るクラフトと食「沖縄展」」へ出展中だ。

3月に発表された沖縄県の報告資料によると、沖縄県の伝統工芸品である琉球ガラスの業種別・年度別生産額は、2015年~2019年にかけて5年連続で減少し、同5年間で23.1%(約1.9億円)ダウンしていることがわかった。新型コロナウイルスの影響で、沖縄県のほかの伝統工芸品もかなりの苦戦を強いられたが、年間生産額が約1.9億円ダウンした工芸品はほかになく、琉球ガラスはいまが大きな転換点だと考えらえる。

沖縄県は、TOKIオーナーの生まれ故郷であり、大好きな場所。そんな沖縄県の魅力あふれる琉球ガラスが衰退してしまうのは非常に悲しいと思い、5月、「TOKI」という琉球ガラスのギフト専門ECショップをオープンし、様々な認知活動に取り組んできた。

もともと、子供の頃から琉球ガラスを当たり前のように使い、またそれはどの家庭でも同じなのだと思っていた。ただ大人になって上京するとそうではないことを知り、むしろ「琉球ガラスってなに?」といった反応ばかりで、とても寂しい想いをした。その頃から、「いつか、琉球ガラスの魅力をさらに多くの人に、日本に、世界に知ってもらいたい」と思うようになった。今回の沖縄展に出展する目的も、より多くの人に琉球ガラスの魅力を伝えたい一心で考えている。

「沖縄県の文化が彩るクラフトと食「沖縄展」」は、7月22日~9月2日、11時~20時開催。

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