2022年08月19日 12:49

特定非営利活動法人サンカクシャは、家にいられない若者やひとり暮らしができない若者、親を頼れない若者の向けシェアハウス「サンカクハウス」の拠点を4拠点に拡大し、8月1日から入居者募集を本格的にスタートした。

サンカクシャは、15~25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者が孤立せず、自立にむかえるよう、社会サンカクを応援する団体。サンカクシャが運営するシェアハウスは、入居から2カ月の家賃は無料とし、その後は家賃・光熱費を含め約月4万円で住まいを提供。入居期間中に自立できるよう、仕事に関わるサポートも含め、より多くの若者の支援を展開する。

入居時に生活費がない場合や、アルバイトが決まり、初月の給料が入るまでの生活費の貸付など現金給付も行って生活の再建をサポート。所持金がなく、食料が買えない若者も多いため、食料の提供も行っている。週2回スタッフや入居者の仲間と一緒に調理をし、食事をする機会もあり、自立に向けて家事全般ができるようにフォローもしていく。さらに、今後どのように生活していくか、どんな風に生きていきたいかの希望を丁寧に聞き、一緒に自立の道を模索するサポートも行っている。身分証がない若者もいるため、身分証の手配から、仕事の探し方、面接対策、就業後の継続支援など仕事のサポートも手厚く行っている。

費用は、家賃:月3万、光熱費:8000円前後。住まい提供期間は1年間(必要や状況に応じて期間は延長あり)。住所は駒込、東池袋、大山、上中里の4拠点。

サンカクシャ公式HP