2022年08月18日 09:53

滋賀県長浜市木之本の町づくり団体「ツボのソコ」は、400年以上木之本に代々受け継がれてきたオカンの熟れの手仕事である発酵食の定期便、「オカンの発酵便」を8月17日より限定10セットで販売する。

2月にクラウドファンディングで先行販売を開始し、目標金額である25万円を達成した。関東、関西、九州など様々なエリアからの注文があり、遠く離れた場所に暮らす人たちの元に木之本の発酵食を届けることができた。

8月17日からは、滋賀の食や雑貨を扱うオンラインショップ「ホレボレ滋賀」での販売を始めた。提供するのは「オカンの発酵便夏号」。中には、木之本漬け(奈良漬け)、らっきょう漬け、みょうが漬けが入る。中でも、木之本漬けは木之本の新しい名物になることを目指している。地元に昔からある酒蔵「冨田酒造」の酒粕と「山路酒造」のみりん粕を使用して、1年ごとに漬け直し、2年間発酵させて作るという特徴がある。一般に使うザラメではなく、みりん粕を使う点もポイントだ。

オンラインショップ「ホレボレ滋賀」は、滋賀のモノで暮らしを豊かにするをコンセプトに、長浜経済新聞の編集部夫婦が「MADE IN SHIGA」の逸品を発掘して紹介し販売するオンラインショップ。

「オカンの発酵便夏号」(3300円)の販売数は限定10セットを予定。11月には秋号(新味噌と打ち豆汁セット・梅酢の紅しょうが・梅干しとゆかりセット・柚子味噌)の販売も予定している。